万年筆備忘録

万年筆を使い始めたのは、パイロットのペン習字を習い始めてから。

付属品のデスクペンを使ってたけど、EFだったので

もう少し太い文字をと、パイロットカスタム742(ディープレッド)のFを購入。

最初こそ書きにくいなぁ〜と思っていたけど

すぐに慣れてインクフローも素晴らしくて

パイロットの万年筆にハマってしまった。

その次、気軽に使えるものが欲しくなった頃、

取引先の方からパイロットプレラ色彩逢のスケルトン(ブラック)のFをいただいた。

金ペンではないからなめらかとは言えないし、ショートサイズだから

何となくもやっとした感覚があった。

「もっと最高の使い心地があるはず!」って。

 

ペン習字にもかなり慣れて文字が若干綺麗に書けるようになった(気がした)けど

持ち方が上手くなればもっと綺麗に書けるかも?と

持ち方矯正用にパイロットカクノのFを色違いで2本。

パステルカラーの方。

これはこれで普通に書きやすい。

そのあと、シャープで無駄が無い見た目が気に入って

パイロットコクーン(チタン)Fを。

「パイロットの万年筆最高…」と寝ても覚めても万年筆のことを考えながら

なんとなくネットを見ていたら、好みドンピシャなルックスの一本が!

 

ペリカン スーベレーン ホワイトトートイス

 

会いたかった…

いや、出会わずにいた方が幸せだったかも。

国産マンセーな私でもペリカンくらいは知ってる。

スーベレーンといえば緑の縞縞。

台湾語のズーベンレン(日本人)に似てるなぁ〜となんとなく思っていた。

 

欲しいな〜と思い始めてから調べてみると

私の欲しいM600のEFはもうあまり出回ってなさそうという気がした。

元セーラーの川口先生が調整してくださったものだそうで

最初から最高の使い心地で嬉しくなってしまい

M600の色違いでボルドーMも購入。

同じ軸を複数持つのは賢い選択ではないのかもしれない。

それにしてもM600のバランスは私にとっては最高。

 

私にとっての万年筆元年はこんな感じ。

最高の書き心地を手に入れても満足できないのは

万年筆にハマってしまった証拠かな…。

欲しいものは数え切れないから、来年もがんばって働こう。

今のところ、パイロット823ブラウンか、出回っていればデモンストレーターのM、同じくパイロットのキャップレスフェルモを購入予定。